白内障について
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※白内障手術は本院と連携して行っております。
保険診療の白内障治療こそ、
施設選びが重要です。

白内障手術は、ただ安全に施術を行うだけでは現代のニーズに応えられません。手術後の視力の質を向上させることが求められています。
特に、手術後に乱視を矯正しなくても快適に見えるようにすることが重要です。従来の手術方法では、乱視の矯正が十分ではなく、不満を感じる患者様も少なくありませんでしたが、最近では手術器械や装置のさらなる改良が進み、乱視のコントロールと術後の焦点位置の調整が格段に向上しました
当院では年間2,000件近くの白内障手術を行っており、そのうち30%以上の患者様に乱視矯正を行っています。この乱視矯正により、手術後の視力が改善し、多くの方が快適な日常生活を取り戻されています。
白内障手術の具体的な流れは以下の通りです。
- 通常の水晶体再建術 単焦点眼内レンズを使用し、乱視・近視・遠視を矯正します。患者様のご希望に合わせて、最適な眼内レンズを選択いたします。
- 選定療養 多焦点眼内レンズを使用した水晶体再建術です。この方法は保険適用が可能ですが、単焦点眼内レンズとの差額分を別途ご負担いただきます。
- 自由診療 レーザーを使用した高度な技術による水晶体再建術です。多焦点眼内レンズを用いて精度をさらに高めるため、術中に収差計(ORAシステム)を使用し、より正確な視力矯正を実現します。

白内障手術は、従来の濁りを取り除くだけの手術から進化し、精度と安全性の高い測定機器や手術装置を活用することで、乱視の矯正もほぼ可能となる先進的な手術へと変わっています。
さらに、当院では高度医療にも積極的に取り組み、患者様に最適な治療を提供しています。
白内障手術を受けるために
必要な確認事項、判断基準

不確かな口コミに振り回されないよう、白内障治療をご検討中の方は、以下の内容をご確認ください。
- 光学特性や素材に劣る眼内レンズが選ばれていないか?
- 乱視用眼内レンズ(健康保険適用)は選択可能か?
- 多焦点眼内レンズの選択肢はありますか?
- 使用している検査機器は最新のものですか?
- 使用している手術機器は最新のものですか?
- 日帰り手術が可能ですか?(無駄な入院を強制されることはありませんか?)
通常の白内障手術は、適切に実施されれば、外来での日帰り手術でも十分に安全性が確保できます(※術後の経過観察は必要です)。
全身管理が必要な場合に限り、総合病院である平和台病院にて、入院を伴う白内障治療を行っています。
一方で、一部の施設では、術後感染症の多発や、利益を優先して不必要な入院を強要するケースも報告されています。こうしたリスクを避けるためには、慎重な施設選びが重要です。
当院では、安全性と精度の両立を追求し、すべての条件を満たした高品質な治療を提供しています。
当院の進化した機器・設備など
以前に白内障手術をして
良好な結果を
得られなかった方へ
当院では、以前白内障手術を受けたものの、屈折誤差や乱視、不同視などでお困りの方に対し、特定の施術を行うことで、さらに良い視力を得ることが期待できます。
具体的には、Add-onレンズ、フェムトレーザーAK、LRI、**タッチアップ(PRK)**などの方法を組み合わせて、安全かつ正確な手術を実施しています。
これらの施術は、限られた患者様に適用されます。
また、当院では患者様にご満足いただけるよう、カウンセリングや説明を十分に行い、より良い視機能の回復を目指しています。
まずは、お気軽にご相談ください。

尚、本院で導入のフェムトセカンドレーザー VICTUS™は、アメリカのボシュロムとドイツのTechnolas Perfect Visionの両社によって、それぞれの白内障および、屈折矯正の専門知識を生かして開発した、白内障と角膜の治療を1台で行うことができる革新的な眼科用レーザー機器です。 レーシック、老視矯正(イントラコア)、乱視矯正を行うことができ、また、レーザー白内障手術までも行うことの出来る機械で、レーザー白内障手術やレーシックにおける「フラップの形成」で最も高い評価を得ています。 スピード、安全性、精密性において優れており、現在全世界の有名医院にて導入が進められています。